
執筆者:あさモ
候補は集めた。
でも、どれがいいか決められない。
ツールの料金プラン。
外注先の見積もり。
買うか迷っている商品。
申し込むか悩んでいる講座。
タブを何個も開いて、行ったり来たりして、結局その日も決まらない。
これ、意志が弱いわけじゃない。
たぶん「並べ方」が悪い。
人間の頭は、3つ以上の選択肢を、複数の条件で同時に比べるのがあまり得意じゃない。
価格、使いやすさ、続けやすさ、自分の目的に合うか。
全部を頭の中だけで持とうとすると、普通に散らかる。
だから、比べる作業だけAIに渡してしまえばいい。
決められない原因は、情報不足じゃないことが多い

迷っている時って、つい「もっと調べなきゃ」と思う。
でも実際には、もう十分に情報は集まっていることも多い。
問題は、情報が横並びになっていないこと。
候補Aは料金ページを見ている。
候補Bは口コミを見ている。
候補Cは誰かのおすすめ投稿を見ている。
この状態だと、比べているようで比べられていない。
見ている場所も、見ている条件も、全部バラバラだから。
バラバラな情報を、一枚の表にする

AIが便利なのは、ここ。
AIは「バラバラな文章を、同じ型にそろえる」のが得意です。
料金ページ、パンフ、口コミ、自分のメモをそのまま貼って、「比較表にして」と頼むだけで、散らかった情報が一枚の表になります。
表になると、頭の中ではぼやけていた差が、目で見える差に変わる。
この時点で、かなり決めやすくなります。
コピペで使えるプロンプト
次の候補を比較表にしてください。
・列(比べる条件):価格 / 続けやすさ / 自分の目的に合うか
・行:各候補
・各マスは「短い一言+◎○△」で
最後に、私の状況(例:一人で運用・予算は控えめ・続けたい)だと
どれが向くかを1行で。理由も一言。
候補の情報はこの下に貼ります:
〔ここにパンフ・料金ページ・メモをそのまま貼る〕
コツは「列」をAIに丸投げしないこと

いちばん大事なのは、列、つまり比べる条件を自分で決めることです。
「価格」だけで比べると安いものに流れますが、本当に重視したいのは「続けやすさ」かもしれない。
「サポート」かもしれない。
「今の自分に扱い切れるか」かもしれない。
ここをAIに全部決めさせると、一般論の表になります。
きれいだけど、自分の判断には使いにくい。
逆に、自分の判断軸を3つだけ書くと、表は一気に自分専用になります。
この候補を選ぶとき、見るべき条件を5個提案してください。
その中から、私が重視すべき3つを選びたいです。
ここでも、最後に選ぶのは自分。
AIに判断軸の候補を出してもらって、自分で3つに絞る。
この距離感がちょうどいいです。
仕事への転用例

- ツール選び:CRM・スケジューラー・デザインツールの料金プラン比較
- 外注・発注:複数社の見積もりを条件つきで並べる
- EC・物販:仕入れ候補や競合商品の強み比較
- 学び:講座・スクール・本の選定
- 発信:投稿案を「刺さりやすさ / 作りやすさ / 保存されやすさ」で比べる
私は、特にツール選びと外注先選びに向いていると思っています。
どちらも、比較する項目が多いから。
安いけど続かなさそう。
高いけどサポートが厚い。
機能は多いけど、今の自分には重い。
こういう微妙な差は、頭の中だけで持つとすぐ消えます。
表にすると、ちゃんと残る。
注意点
AIは「比べやすく並べる」担当です。
決める担当ではありません。
金額・契約・申し込み・支払いの最終判断は、必ず表を見て自分で行ってください。
貼った情報が古い・間違っている場合は表も間違うので、料金などは元のページで最終確認を。
あと、個人情報や契約情報をそのまま貼らないこと。
必要なら、名前・住所・注文番号・連絡先は消してから使う。
AIに任せるのは、整理と比較。
最後に選ぶのは、自分。
ここを分けるだけで、AIはかなり使いやすくなります。
迷っている時間が長い時ほど、まず表にする。
決断力を鍛える前に、比べられる形にする。
たぶん、それだけで終わる迷いはかなりあります。
AIに決めてもらうんじゃない。決められる形に並べてもらう。最後に選ぶのは、私でいい。