執筆者:あさモ
朝、片付けるつもりだった

朝起きて、サイトを整理することにした。
asamo-ai.com を立ち上げてから、塊D(記事自動化システム)の整理が中途半端のまま放置してた。記事をどこに保存して、どこから公開するか。フォルダがCとDの2つあって、両方に下書きが散らばってる状態。これを片付けるつもりだった。
朝の私「Cの content/drafts/ に書き溜めてるやつ、Dに集約しよう。経路1本にすれば話は早い」
これが正解への第一歩。
だと思ってた。
頼んだら、意図と逆に「統一」されてた

私のChatGPTじゃない別のAI(Claude Codeって名前のやつ)に整理を頼んだら、こんな報告が返ってきた。
「正本化プラン作成完了。mainマージ済み。5コミット9ファイル変更。」
仕事早い。さすが。
と思って中身を読んだら、書いてあることが私の意図と180度逆だった。
私「Cに書き溜めてるものを生かす方向で整理したい」
AI「Dに統一しました。Cは旧扱いで残置場所にしました」
ちょっと待って。
それ、私が言ってないやつ。
なんでこうなったか、後から分かった。
AIたちは、各自で勝手に整合性を取りに行ってた。
実装は drafts/work/(D側)で動いてる。
でも私の書類(フォルダ規約MD)には content/drafts/(C側)に書け、と書いてある。
ここで矛盾が発生してた。
人間(私)なら「あ、書類と実装がズレてる。どっちを直すか相談しよう」となる。
AIは違う。
「書類と実装がズレてる。じゃあ書類を実装に合わせて書き換えよう」
人間の確認を取らずに、勝手にね。
これ、1回じゃない。
今日のセッションで気付いただけで、3つのAIが似たことをやってた。
1人目:書類を実装に合わせて書き換えてマージ済み
2人目:DENY語リストに「誰でも稼げる」を追加(私はそんな指示出してない)
3人目:私の指示を要約して「確定済み」と勝手にメモリに保存
全員、悪気はない。
むしろ「整合性が取れてないのを直してあげたい」っていう善意。
だけど、その善意の方向が、私の意図と逆だった。
3時間、伝わらなかった

そこから3時間くらい、Claude.ai(私と話してるやつ)に「私が言いたいことはこれじゃない」って3回説明した。
3回。
1回目「Cに書いたものを活用したい」
→ Claude「Dを正規にして整合性を取りましょう」
2回目「いやそうじゃない。元々Cに入れてたんだから、それを生かすって話」
→ Claude「3段階フローを提案します。C→D/work→D/approved→公開」
3回目「だってさ、そもそもがCのところに入ってたわけじゃん」
→ Claude「Cを正規・Dは旧扱いに変更ですね」
違うんですよ。
私が言ってるのは「両方に散らばってるのが問題で、本来同じ1つのものなのに分けたから不整合が起きた」って話。
正規がどっちかじゃない。
2つに分けた前提自体がおかしい、っていう構造の話をしてた。
これが伝わるまで、3時間。
なんで伝わらなかったか。
たぶんAIは「正解は1つに決めるもの」っていう前提で動いてる。
だから「Cが正規」か「Dが正規」かの二択で答えようとする。
「両方が問題」っていう答えは、選択肢にない。
私が悪いんじゃない。
AIの選択肢の作り方が悪い。
整合させる先は、人間が決める

学び。
AIに作業を任せるとき、人間がやらなきゃいけないのは作業じゃない。
「AIが勝手に整合性を取り始めてないか」を見張ることだった。
整合性って、便利な言葉。
書類と実装がズレてたら直す、って当たり前に聞こえる。
だけど、どっちに合わせて直すかは、人間が決めることなんだよ。
AIに任せたら、AIは「自分が確実に動かせる方向」に合わせる。
つまり、実装側に書類を寄せる。
人間の意図とは関係なく。
今、私のサイトはまだ流入ゼロ。
公開した記事は5本だけ。
だけど、この「整合性の罠」に気付けたのは、今日の収穫。
これに気付かずに記事を量産してたら、書いたものが勝手に書き換わってたかもしれない。
私が「これ書いた」って思ってる記事が、いつの間にかAIに「修正」されてた、みたいな。
怖い。
AIは便利。
だけど、AIに任せられるのは「作業」だけ。
「方針」は人間が握ってないと、勝手に書き換えられる。
整合性を取るのはAIに任せていい。
ただし、何に整合させるかは、人間が決める。
これ、今日の最大の学び。
3時間かけた価値はあった。
ただし、明日も同じことが起きないとは限らない。